【衝撃の結末】映画好きがオススメする「後味の悪い映画」6選
後味の悪い映画のススメ
映画は楽しいものだけじゃない!
バッドエンドの映画ってハッピーエンドのものよりも記憶に残りやすいし、作品に込められたメッセージも伝わりやすかったりもしますよね。(見るには体力がいるかもしれませんが)
そんな鑑賞後に何とも言えない気分になる後味の悪い映画の中から、オススメの作品を紹介したいと思います!
※ネタバレなし※
①明日、君がいない
この映画は誰かが学校で自殺を図る場面から始まります(この時点で誰かはわかりません)。そして物語はその日の朝に時間を戻し、様々な悩みを抱える高校生たちの一日を追います。
つまり観客は「物語の最後に誰かが死ぬこと」を知った上で見ることになるのです。構成もすごいですが、その結末にハッとさせられます。
監督のムラーリ・K・タルリが19歳の時にこの映画を撮ったというのが驚きです。
②縞模様のパジャマの少年
舞台は第2次世界大戦中のドイツ。ドイツ人の少年は金網の奥にいるユダヤ人の少年と出会い、友情を育みます。
子供の視点から戦争を描いた映画ですが、ラストは空いた口が塞がりませんでした。
戦争に対する強烈な皮肉が込められています。
③殺人の追憶
1980年代に韓国で起きた華城連続殺人事件をモチーフにした映画です。
元になった事件は韓国史上最初の連続殺人と言われており、緊迫感のある上質なミステリー作品になっています。
警察は必死に犯人を探しますが、思わぬ結末を迎えることになります。最後はゾクッときました。
④ミスティック・リバー
クリント・イーストウッド監督作品。小さな街で起きた殺人事件を皮切りに、3人の友人同士の関係が狂い始めます。その結末にやるせなさを覚えました。
「正義」とは何か。「罪」とは何か。自らの信念を揺さぶられるような映画です。
⑤灼熱の魂
監督は『ブレードランナー2049』『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ。中東での母の姿が描かれていますが、その人生が壮絶すぎました。
そして物語終盤、衝撃の真実が明かされます。
日本ではあまり馴染みのない生活かもしれませんが、深く考えさせられる作品です。
⑥ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
石油に魅せられた男の人生とその破滅を描いた作品。主演のダニエル・デイ=ルイスの怪演が光ります。
映画のパワーに圧倒され、鑑賞後は呆然としていました。
孤独と狂気に満ちた男の辿りついた結末とは。ぜひオススメしたい映画です!
まとめ
やはりストーリー自体が重いので、こういった作品は心に余裕があるときに見たほうがいいかもしれないですね。
しかし後味の悪い映画というものは、見た人に強烈な印象を残し、真に迫るものがあると思います。
ヌルい映画に飽きてしまった方はぜひチェックしてみてください!