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素人の素人による素人のための映画レビュー

【ネタバレ感想】『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』完全新作のゲーム内容は?

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※ネタバレあり※

 

名作映画の続編

1995年に公開されたジュマンジを私が初めて見たのは幼稚園生くらいの頃だったと思います。今見たら何てことないですが、当時はかなりビビりながら見ていた記憶がありますね。

 

そんな名作映画『ジュマンジ』が装い新たに帰ってきました!日本のみならず全世界で大ヒットしているとのことで、多くの人に愛されている作品だということが伝わってきます。

 

私もほぼ感傷に浸るつもりで見に行ってみたのですが、かなり楽しめました!新たな娯楽映画の傑作が誕生しましたね。

 

新たなゲーム

今作に関しては、過去作からのストーリー的な繋がりは基本的にありません。

そもそも「ジュマンジ」自体のゲームシステムがオリジナル版と全く違うので、ほぼ別物の映画みたいですね。

過去作はボードゲーム形式でしたが、今回はビデオゲームのカセットになっています。そしてゲーム内の世界に放り込まれた主人公たちが、ゲーム内のキャラクターとなって物語を進めていくことになります。

 

ジュマンジで知るビデオゲームの世界

映画ではこの「ビデオゲーム」としての設定が最大限活かされているので、それが見ていて面白かったですね。

各プレーヤーのライフは3つ。ゲーム内で死んでしまうと完全復活した状態で上空から落ちてきます。この演出がかなり好きでした。特にドウェイン・ジョンソンの着地がカッコ良すぎます(笑)。

終盤ではこの性質を利用しながら攻略を進める場面もあり、細かい工夫がされていましたね。

 

それから各キャラクターにはスキルや弱点などの設定もあり、それらを活かしながらゲームを進めていきます。弱点である「ケーキ」を食べたらアッサリ爆死したりと、結構重要な要素みたいです。

案の定、ドウェイン・ジョンソン演じるキャラクターはめちゃくちゃハイスペックでした(笑)。弱点ゼロです。

 

そしてゲーム内ではNPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)も多数登場します。彼らは決められた通りに行動するだけなので、途中話が噛み合わなくなったりもします。こんな小ネタもしっかりと入っていました。

 

主人公たちはこれらのルールを手探りで学んでいくことになるので、常にハラハラしながら見ていました。

 

こういった演出の数々は、ビデオゲームを全く知らない人にはピンと来ないものかもしれません。しかし、今回のようなハリウッド大作でもこれらの「オタク的」な要素が取り入れられるようになり、時代の変化を感じさせられますね。

 

ギャグの応酬

この映画はとにかくギャグが多かったです。そしてその大部分が下ネタで構成されているという状態です(笑)。

ジャック・ブラックの演技が最高でしたねー。「中身は女の子」という役柄を見事に演じきっていました。

あと例の気持ちの悪いキスシーンはめちゃくちゃ笑えました。いくら初めてとはいえあんな感じになりますかね(笑)。

 

これらが良いテンポを生んでいて、最後まで楽しかったです。

 

まとめ

今作では、主人公たちは現実の自分とは見た目も中身も全く異なるキャラクターに入り込んでいます。このことによって、新たな価値観や多様な考え、協力することの面白さについて学んでいきます。

元々は気弱でヒョロヒョロのスペンサーは、強制的に超ムキムキで勇気のあるキャラクターになります。彼はゲーム内で自らの性格と葛藤しながら成長し、現実世界に戻ってからもそれを実践できるようになります。

映画には自分と向き合うことの大切さという普遍的なメッセージが込められていましたね。

 

そしてエンドロールの最後には、劇中に何度も登場した太鼓の音が流れます。このことから、まだジュマンジは終わっていないんだということを予感させられますね。

 

いやー見てよかったです。最初から最後まで飽きがなく、誰でも楽しめる娯楽作品だと思います!