ドクマの備忘録

素人の素人による素人のための映画レビュー

【感想】『ウォッチメン』アメコミ界最強キャラが登場

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※ネタバレなし※

大人向けアメコミ

舞台は冷戦時代のアメリカ。「実際にヒーローがいる世界」を独特の世界観で描いていますが、とにかく暗い!

完全に大人向けの仕様になっていて、子供が楽しめる痛快アクション映画とは全く別物です。ゴア描写や暴力シーンも結構エグいです。そもそもR-15指定を受けていますね

クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』と比較されたりもしていますが、こっちの方がよっぽどダークな気がします。

 

魅力的なキャラクター

暗い暗いと言ってきましたが、とにかく登場人物たちが魅力的なんです。

 

トレンチコートを着ていつもマスクをかぶってる渋いおじさん。彼が映画の主人公ですが、めちゃくちゃバイオレンスです

  • Dr.マンハッタン

物語の鍵を握る人物。全身真っ青の全裸男という衝撃のビジュアルですが、「原子を自在に操る」というチート級の超能力を持っています。その強さはおそらくアメコミ界でもトップクラスだと思われます。 

  • オジマンディアス

世界最高の頭脳を持つと言われている人物。頭が良いだけじゃなくて肉弾戦もバリバリいけます。 

  • コメディアン

かなりのゲス野郎です。彼が謎の死を遂げるところから物語が始まります。

  • ナイトオウルⅡ世

見た目はバットマンのコスプレをしてるおじさんです。クセの強いキャラがたくさんいる中、一番普通っぽい人ですね。

  • シルク・スペクターⅡ世

対人戦が得意な恋多き女性です。

 

ウォッチメン」と呼ばれる自警団的な組織に所属する彼らを中心に、ストーリーが進んでいきます。

 

Who watches the watchemen?(誰が見張りを見張るのか?)

この映画のキャッチコピーですね。シンプルな勧善懲悪なストーリーではなく、「一体何が正義なのか」ということを問いかける作品です。

原作者のアラン・ムーアが妄想に妄想を重ねた独自の設定を作り上げ、映画では美しい映像とともにそれが描かれています。

 

世界滅亡の時が近づく中、ウォッチメンが出した答えとは何か。

一味違うアメコミ映画を見たい方は、ぜひチェックしてみてください!